uni-form 基本形

ぐみです。

作るものについて昨日決めたことは

●　白で
（真っ白・生成り・オフホワイト・漂白しました的な白etc.）
副資材（飾り付けに使うようなもの、レース・リボン・テープ他）も、基本白。
（ただしボタンについては未確定？）

●　布は、木綿メイン。コットンの感じのもの。天然素材系。
（化繊サテンとかはナシの方向というだけで、ポリが入ってるのは駄目とかいう意味ではありません）

●　誰でも着られるような服を。ユニセックスな、リアルクローズ
原則として、90％同じだけど10％がそれぞれ違う服。
基本の型紙をもとに装飾、襟まわり・袖・裾・丈とか自由に作る。

以下作り方の解説です。
といっても、これはベースの形はこうやって縫いましたって説明です。
参考までに。（長いです）
【基本形】襟ぐり見返し処理・長袖タイプ→→

写真はクリックで拡大。暗い写真はテキトーにいじったので色味がおかしいですがあんまり気にしないでください。

布　110cm幅くらいまでの場合。150幅ではもっと少なくてOK

袖なし：身丈（肩から裾まで/約70）×2　
袖あり：150くらい
　※150あれば、まぁ間違いなくできます

型紙について　
※身頃と袖の二枚を渡してます。襟ぐり以外前後同じ形
※全体に1cm、「裾」と「袖型紙の袖口」は三つ折りできるように1.5cmつ
けてあります

アイロンかけについて
※縫い代を「倒す」「割る」は基本的にアイロンで、です。
一ヶ所縫ったらそこをアイロンかけてから次、ってやるだけでかなり仕上がりがよくなります。平らになってたほうが縫いやすいです。


【基本形】襟ぐりは見返し処理　長袖タイプ
0.　ほんとは地直しとかしますが省略。

1.　裁断する
左右対称なので、中心で折って裁つと楽です。布目に注意。
　
ピンでとめて（心配ならチャコや鉛筆でうつして）、形通りに裁ちます。
実は時間短縮のため布目も正さず四枚重ねで裁断してますが、真似しないように（苦笑）

1.1　見返しの型紙の作り方
　　
　　
　襟ぐりの線を写す→適当な幅（4、5cm）出す→切り抜く。前後同様に。
　こんな感じ。これも型紙通りに裁断。


2.　肩を縫い合せる
それぞれジグザグミシンなどで処理し、重ねて縫います。
（縫い代は片側に倒すより割ったほうがよさそう）


3.　襟ぐりの処理【見返し】
見返しの外側カーブ部分をジグザグミシン→見返しの肩線の部分を縫い合わせて輪にします。縫い代は割る。

身頃の表側に、見返しを裏を上にしてあわせ、ピンでとめて一周縫います。右は縫ってるところ。

縫ったら、縫い代部分に切り込みを入れ、見返し側に折り曲げてアイロンかけます。ここのアイロンは省略しないように…

見返しを裏側に返し、整えてアイロン。ここではとりあえず押さえのミシンをぐるっとかけましたが、そのままでも、見えないように手縫いなどでも。



4.　袖を付ける
袖口は三つ折りにして縫っておきます。
中表にあわせてピンでとめ、縫います。ジグザグミシンをかけて、縫い代は袖側に倒します。



5.　袖口～脇を縫う
前後袖・身頃を重ねてとめ、袖口→脇→裾まで一気に縫います。
縫ったら縫い代を二枚一緒にジグザグで始末するのですが…

脇のカーブしてるところは、こんなふうにまっすぐに引っ張りながら縫います。そうしないと着たとき腕が上がりにくくなっちゃうので。

6.　裾を縫う
裾を三つ折りにアイロンで折り、縫います。


表に返して、出来上がり。